星の向こうにあるもの |
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広島駅に着いた。
まだこの時間だと間に合うかもしれない。 でも、足取りがとても重くて気持ちが乗らない。 仕方ないのでとりあえず携帯電話をしてみる。 「今着いた。・・・・・・」 「・・・・・」 「あぁ、今からそちらに行こうと思う。 えっ!もう居ない?」 「どうして?今日行くって言ってたじゃないか。」 どうやら、俺のことなどすっかり忘れて、買い物に出てしまったらしい。 なんてこった、彼女の心の中に、俺はもう住みついていないのか。 「どうしても時間取れない? だめ?って!」 「おいおい、どうしたら会えるんだ。」 今更言っても仕方がないが、原因はこちらにあることは分かってた。 でも、お互いに話し合わなければその先はない。 「ぶらぶらと本通りを歩くしかないか」 どこかで気持ちを落ち着けるためにも カフェにでも行くこととし、とりあえず広電の路面電車に乗った。 電車に乗ると、向かいの座席には肩を寄り添う二人連れ。 なぜか恨めしいやら、情けないやらで、 気持ちが暗闇へと、引きずられるようで仕方がなかった。
by star0aqua
| 2006-07-07 21:48
| 夢
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